英検準1級合格対策術!

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英語上達国内編1/3

プロフィール:英語上達国内編

アメリカ留学失敗・・・失望の中、帰国

 

アメリカ留学から帰ってきた私は、英語力に関しては「敗北感」でいっぱいでした。 そして、さらに私から自信を奪う出来事がありました。 それは、ある外資系企業での英語での面接の時のことです。やりとりは以下のようでした。

 

面接官:「あなたのセールスポイントは何ですか?」

私:「え?何って言ったらいいんだろう?その~、つまり~、経験です。」

面接官:「経験ってどんなもの?」

私:「アメリカでの経験です。アメリカに2年いましたので。」

面接官:「そのアメリカでのどのような経験がセールスポイントなのですか?」

私:「え?それはその~、あのですね、いろいろな貴重な経験です。学校とか旅行とか友達とか。」

面接官:「・・・・?」

 

このやり取りの中で私が自分の経験について本当に伝えたかったことは上記のような幼児が話すようなことではなかったんです。

 

「アメリカに2年間住むことによって得た、日本ではなかなか得難い経験です。たとえば、英語の習得、現地で築いた交友関係、現地の大学に通い得た様々な知識、旅行で実際に見聞きしたアメリカという国の内情など・・・」

 

と、本当は山ほどあったんです。 でも言えなかった。 日本語でなら、人並み以上の表現力には自信があるのに・・・。 これはそんなにはるか昔の話ではありません。今でも顔から火が出るような恥ずかしさと悔しさが蘇ってきます。 今でこそ、英会話スクールを立ち上げ、英語しか話せない外国人講師達を雇い、自分でも生徒さんを教える立場になりましたけど、ほんの何年か前までは、上記のように本当にひどいありさまだったんです。

 

では、どうやって私は、そんなレベルから、自分の英語力、とくに、英会話力を伸ばすことができたのでしょうか? 努力家からはほど遠く、頭もほんの人並み程度でしかないのにです。興味のある方は以下を読んでみてください。

 

日本で英語がうまくなるコツを掴む!

 

当時、とても英会話の上手な先輩がいましてね。アメリカから帰ってきて、その先輩と外国人スピーカーのホステスばかりがいるバーに飲みに行ったんです。

 

そこで、私も少しばかりは上達したところを見せようと頑張って英語を話そうとしたんですけど、まったく彼には歯が立たなかったんですよね。悔しいけど、役者が違った。 とても敵わないことに気づき、私は気を取り直して、彼のホステス達との会話のやり取りを観察することにしたんですね。そこで、自分の英語との違いを見つけてみようと思ったんです。 一番の大きな違いは、彼の英語を話すときの「スピード」と「リズム」でした。

 

当時の私が英語を話す時は、既に頭の中に入っている表現やセンテンスはそれなりに話すことができたんです。 でも、自分で何か新しい、これまでに話したことのなかったような内容について考えながら話さなくてはならない状況になると、途端に話し口調がたどたどしくなってしまう。 それに対して、彼の話す英語というのは、とにかく常にスピードが乗っていて、一定の心地よいリズムがあり、どもったり、詰まったりして乱れることがほとんどないんですね。 だから、聞いていると、本当にスムーズで、いかにも「ペラペラ」話している感じがするんです。 それから次に気づいたことは、彼の使っている語彙表現や構文などが、思いのほか簡単だったということです。 時には、「え、こんな簡単な言い回しでいいの?」とこちらが驚くくらいに易しい言い回しを使って自分の話を組み立てていくんですよ。 それでいて、相手の外国人には明らかに話のポイントは伝わっていて、しかも、話をぐいぐいリードしていく。 「これなら俺にもできる!」まさに目から鱗が落ちるようでした。

 

アメリカ留学中の私は、とにかく「外国人のように」話すことにこだわりすぎていましたね。

 

そして、外国人のように話すことを意識しすぎると、ちょっと凝った「慣用表現」とか少々複雑な言い回しを常に使わなければいけないかのように思いこんでしまうんですよね。その結果として、余計に言葉がスムーズに出てこなくなってしまうんです。 だけど、この先輩の英語を聞いていると、とにかくわかり易い語彙や表現を上手く使っているんです。彼自身は帰国子女でもなんでもなく、留学経験すらないわけです。 ですから、もちろん、彼の英語は私が目指していたような外国人の話す英語とは明らかに違うわけです。 それでも聞いていて「かっこいい」くらいに流暢だし、実際に外国人達もその話の内容に惹きつけられて思わず聞き入ってしまうわけです。

 

この日以来、僕の目指す方向がはっきりしましたね。 つまり、新しい知識を入れることばかりに集中するのではなく、既にストックしてある知識を「自在に使いこなせる」ようにすればいいわけです。 考えてみれば、アメリカ留学以来、ボキャブラリーの強化、リスニング力の強化ばかりに目を奪われ過ぎていましたね。でもそのアプローチでは実際、なかなか思うように話せるようにはならなかった。 僕は思い切って、しばらくの間、「新しい知識」のインプットと「リスニング力強化」のための練習は忘れることにしました。 そして、とにかく「話す」こと、しかも、あの先輩のように「既に知っている知識」を活かして、スピーディに、リズム良く「話す」練習だけを追い求めていくことにしたんです。

それでは実際にどんな練習をしたのでしょうか?